〈2人の情景〉〜蛮雷〜 *** 「あまり、髪に触るな」 「あ?いーじゃねぇか、減るモンでなし」 「減ったら困る」 「・・・そりゃ、そうだろよ」 「・・ヤメてくれないか?美堂」 「だってよォ、見た目よかサラサラしてて、気持ちイイんだモンよ」 「オレは気持ちヨくはない」 「あーぁ。雷帝様は、不感症ってか?」 「そんなコトは知らない。でも、今はダメだ」 「へぇ?あんでだよ」 「・・・静電気が・・うっとおしいんだ・・・」 「ぶっ・・・くくくっ・・・はは・・・あはは」 「・・・何が可笑しい?美堂」 「あ・・いや、電撃使いのオメーが・・かの雷帝様が・・ククク」 「・・・・・・」 「静電気がお嫌いとはよ。・・マジ、笑えんぜ?」 「・・・・・・」 「悪ィ、ワリィ。んな、拗ねんなって」 「オマエは、笑い過ぎだ」 「わーるかったよ。ケドな、そんなオメーが・・」 「・・・?」 「気に入ってんだわ、オレ様は」 「・・・!・・今のは何のつもりだ?美堂」 「・・キス、だよ」 「・・・・・・キス」 「親しい者への挨拶、だよ。初めてじゃねーだろが」 「親しい者?誰がだ?」 「ったく、コレだもんな。オメーとオレ様とに決まってっだろ」 「・・・そうか」 「あ?そんで言うこた終ェかよ・・」 「・・・・・」 「なぁ、雷帝さんよ、なーにを考え込んでんだ?」 「・・・美堂・・」 「あんだよ」 「髪、触ってもイイぞ」 「ケケっ。・・・やっぱカーワイイ奴」 「オマエもな」 「あ?」 「美堂、オマエもカワイイ」 「あ〜?オメー、何言って・・・」 「だから、オレも美堂の髪に・・触りたい」 「・・・へぇ?なんなら、他んトコお触りしてもイイんだぜ?」 「・・・そのうち、な」 |
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突発・お試し第2弾!・・・なーんてね。短いんですケド。。。
蛮銀編がセリフなしなら、コッチはセリフのみですよ〜
ホントにただの会話のみ・・!
うえーーん。初蛮雷なんだけどなー。
行間はお好きなように妄想で埋めて頂ければ幸いかと思われま・・・
いずれ蛮雷SS、ちゃんと書きたいでっす・・・★
愛も萌えもたーくさん有るんですが、 雷帝の性格や設定が、未だはっきり決められないのデス。
いちお、銀次=雷様。でも、銀次よかオトナってカンジでv
美堂さんは今よりずっと素直でコドモですv
2004.02.19 真 ↑あちゃー。コメントの方が長いカモー(^_^;)